データマイニングの代表的問題は,あるデータベースが与えられたとき,タプ ルのアイテム集合間の役に立つ結合ルール(association rule)を抽出すること である.この問題は二つの部分問題に分けて考えることができる.一つは,一定 の数以上のタプルに現れるアイテムの集合,すなわち支持集合(large itemset)を見つけることであり,もう一つは結合ルールの生成である.一旦 すべての支持集合を得ると,それを使って結合ルールを生成するのは単純なこ とである. 本研究ではBDD(二分決定グラフ)のデータマイニングでの活用について可能 性を指摘する.BDDは,論理関数を決定木でコンパクトに表現するものである. ここで,実際にBDDの汎用パッケージ BEM-II \cite{minato} を使って支 持集合の求解を行なった.また,トランザクションをグループに分けることに より,メモリーのメモリの消費を減らすことができた.この実験により,BDD が支持集合を効率よく表現,処理していることが分かる.