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[0161] 2002 年 07 月 12 日 曜日
いろいろなことのあった一日でした

【未明】いがじゃば。【午前】睡眠。講義。【午後】いがじゃば。東大構内→(都バス)→上野→(JR山手線)→五反田18:05ごろ着。YRPユビキタスネットワーキング研究所見学。五反田で夕食。「越の景虎」、「鶴齢」。五反田→(東急池上線)→旗の台→(東急大井町線)→(東急田園都市線直通)→溝の口→(徒歩)→武蔵溝ノ口→(JR南武線)→登戸→(小田急小田原線)→向ヶ丘遊園。【深夜】多摩区役所まで散歩。本棚から漫画類一掃。足が痒い。蕁麻疹はもうこりごり。

 きょうはもりだくさんな一日。なによりも坂村先生の研究室を訪問したのが一番の出来事でしたが、それ以外にもさまざまな出来事のある、長くて短い一日でした。上の青色の部分の記述が今までになく長いことはそのことを示唆しています。順を追って書いていくことにしましょう。

【いがじゃば】
 夜中はひたすら Java をやっていましたが、ついに文字通り「目に見える進展」をみせることができました。何ができたかというと、「オンライン(似非)文字認識」のルーチン。認識が完了した文字から順に水色に塗られた四角が表示されます。もっと難儀するかな、と思っていましたが、うれしい誤算。学校でデモンストレーションを行ってみたところ、意外と好評。
 あとやんないといけないことは、順不同で
(1) 「オールクリア」の実装(nakamu 氏ほか多数の指摘あり)。
(2) 誤認識をやらかした後にそれを手動で修正するためのところ(まだ影も形もなし)。
(3) ユーザが書いた文字(を認識したもの)から、LaTeX 形式の式を出力するまで(本当に水曜までに間に合うのか?)。もうちょっと細かくわけると、
 a) ホワイトボード上の文字の位置関係からグラフを構築して、
 b) そのグラフをがちゃがちゃいじくって数式の構造を把握する、
 c) 構造が把握できたらそこからはどんな形式でも出力ができるけども、とりあえず LaTeX の数式モードにそのまま貼り付けできるようなフォーマットの式を出力。
……というわけで、道はまだまだ長いようです。
 来週の水曜日に発表ですが、その日は(前述のとおり)今井研の発表とのダブルヘッダーが組まれています。ほんとうに大丈夫なのでしょうか。

【ユビキタス研見学】
 maru 氏がセッティングしてくれたユビキタスネットワーキング研究所見学にわたしも参加してきました。maru 氏に多謝。
 五反田駅から程近いビルの中に研究所はありました。数理研を超える内装の美しさに驚き、坂村先生の真正面に座ることになって感動と緊張を覚え、プレゼンをしようとコンピュータをいじくるだけでスクリーンが下りて部屋が暗くなるまさにユビキタスなさまにふたたび驚き、スクリーンに投影される土器の美しさに惚れ、仮想空間を歩いているYamadaさんと話をするやまださん(=わたし)は何なのか思考し、坂村先生に対して「数式をがちゃがちゃやりたい」というとそれ以来先生はそのことをネタにし、……という感じの愛と感動の90分でした。
 細かいことを書くとなんかまずいような気がするので、見学会の内容はこのくらいにしておきます。わたしの文章力のなさを少しは粉飾してくれるかな?
 坂村健という先生の存在を知らしめてくれたのは、ほかならぬ杉本立夫氏。最近ここに出すぎな感がある立夫氏ですが、これは事実なのでしょうがないです。立夫氏がわたしによこすメールには「たまねぎ」ほどの頻度ではないですが坂村先生の話題がよく出てきます。

【夕食】
 見学会終了後、五反田駅前の雑居ビル(「雑居」というほどテナントは入っていなかったようですが)で火災があったらしく、駅前で多数の消防車、ミニパトが赤いパトライトをぐりんぐりんさせていました。テレビ局も取材にきていたので、明日あたりどこかのマスメディアがこのことを取り上げることになるかもしれません。
 その光景を野次馬してから、駅近くの新潟料理(?)の店で夕食。「越の景虎」と「鶴齢(かくれい)」を飲みました。甘口で美味。

【東急線めぐり】
 五反田からは東急池上線が延びています。乗ったことがないので今回初挑戦してみることにしました。五反田から東急に乗ると、南武線に乗り換える武蔵小杉もしくは溝の口の駅までずっと東急のいろんな路線をのることになります。班長さんもつきあってくれました。
 実は旗の台で降りないといけないところ、一駅余計に乗ってしまったのですが、終電を逃してしまうこともなく、無事帰宅できました。
 自宅の最寄り駅は小田急線向ヶ丘遊園駅ですが、となりの登戸、さらにその隣の宿河原からでも歩いて帰ることができます。きょうは登戸から歩こうかと思っていたのですが、ちょうど小田急側の駅に下り急行がとまっているのがみえたので、その続行の各駅停車にのって向ヶ丘遊園駅で降りる、という選択をしました。あとから思えば、この選択がのちのち大きな意味を持ってくることになります。

【向ヶ丘遊園駅で】
 向ヶ丘遊園で相武台前行き各駅停車にばいばいと手を振った後、新しくなった改札機に文字がかすれてきた定期券を通しました。本来ならばきょうという一日をつづるこの記事はここで終了するはずでした。
 駅前に千尋がいました。
 このとき時刻は 24:20。あしたの朝はやくから千尋はバイトがあったはずなので、なんでそこにいるのかさっぱりわかりませんでした。
 どうしてこんな時間に駅前でいつ帰ってくるかわからないわたしを待っていたのか(きょうは携帯を忘れたのでわたしと千尋は連絡をとることができなかった)、そして、その後何があったのかは、(きのうあんなことを書いておきながら)千尋が「あんまり書いてほしくない」といっているので控えさせてもらいますが、差しさわりのない範囲で箇条書きすれば、
 ・決していい出来事ではなかった。
 ・「問題」を解決するために本棚をずらす必要が生じたため、本棚の本をすべて掻き出して本棚を移動させた。
 ・「問題」の解決にあたって、千尋は手に傷を負った。
 ・捨てる神あれば、拾う神あり。
このぐらいで勘弁してください。

【本棚復帰】
 「問題」を解決するにあたって、本棚にあった本という本を部屋中にぶちまけてしまいました。このままでは寝る場所を確保できないので、本棚に本を戻す作業を2人で行うことにしました。このときすでに時刻は 26:00 近く。
 ところで、本棚をリセットした、ということは、本棚に本をクリーンインストールできる、ということも同時に意味しています。こんなイベントはまたとないので、夜はすっかり更けこんでいたのですが、いらない本を一気に処分してしまうことにしました。方針は、
(1) 「明らかに」要らない本は処分(「明らかに」の部分を忘れるとあとから必ず後悔する)。
(2) マンガ本はしばらく封印。
 これにより、今まで本棚に収まりきらなかった本が本棚のなかで新たに居場所を見つけることができました。また、マンガ本は机の下の箱でしばらく充電の期間を与えられることになりました。
 「問題」は発生しましたが、「問題」のおかげで本棚の本大幅リストラに成功したわけですし、また、本棚の整理に眠い中協力してくれたことも含めて、千尋には感謝せねばなりません。

 長くなってしまいましたが、きょうという日はそれだけいろいろあったということです。

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