12 月の自分のスケジュールを見ていると,20 日を中心にして,近年稀にみるタイトなのになっていることに気がついてしまいました.12 月に走るのは「師」だけではないようです.
実は,今まで自分の辞書の中で「忙しい」とかそういう概念の言葉を封印していました.というのも,どれだけ自分が忙しいと思っていても,世の中を見渡せばこんな学生風情よりもずっと忙しい人は絶対いる,そんな状況の中で忙しい,という言葉を自分の状態を形容するために使うのは非常に烏滸がましいことではないか,と思っていたからです.すなわち,あくまで自分が忙しい状態を「忙しい」と形容することを封印していたのであって,他人のことを忙しいと形容することはありましたし,また,他人が忙しいと口にするのを聞くことはまったく問題ありませんでした.
でも,そろそろそんなのやめにしようかなと思います.言葉を封印することによって,自らのボキャブラリでもって表現可能なことが制限されることに苦痛を感じるようになってきたからです.もともと表現力のない人間なので,使えない言葉が増えるというのはよろしくありません.