多角形の走査変換
操作方法
- マウスをクリックして多角形の頂点を順に指定する。頂点の色は右上の選択肢で指定された色になるが、"Random" が選択されている時は選択肢中の 13 色の中からランダムに選ばれる。
- "Fill mono" ボタンをクリックすると現在選択されている色で多角形の内部が塗りつぶされる。(頂点の色指定は無視される。"Random" の場合は白になる。)
- "Fill color" ボタンをクリックすると、頂点色を線形補間した色で多角形の内部が塗りつぶされる。"Fill mono" と "Fill color" は何度でも繰り返すことができる。
- "Reset" を選ぶと図形が消去され、頂点の指定に戻る。
解説
- 基本的に教科書の 6.2.2 節のアルゴリズムをそのまま実装した。(高速化のためアクティブ辺テーブルを利用している。)
- 色の補間は次の要領で行っている。
- 走査線と辺との交点の色をその辺の端点の色を線形補間して求める。この処理は、辺情報の中に色の情報を含ませておいて増分法を用いることで効率良く行うことができる。
- さらに塗りつぶしの対象の区間の各点の色を、区間の端点の色を線形補間して求める。
そのため凹多角形では色の補間が不自然になることがある。
ソースファイル
This page is written by Yac(T.Yato: yato@ is.s.u-tokyo.ac.jp ).